スタック

私がスタックと聞くと、最初に思い浮かぶのは、コンピュータのデータ構造で後入れ先出しの構造のことを思い浮かべるのだが、私の経験では、雪が降っているときは、自動車が雪の中で滑って抜け出せなくなることを意味するようです。
今朝は、またまた雪が降っていたので、とりあえず、車の雪下ろしでもするかと、いつもの出勤時間の20分早く玄関を出たのだが、雪下ろしをしてる最中に、同じアパートの住人のワゴンRが、目の前でスタックしてました。どうやら夫婦で仲良く出勤するらしく、旦那が車を押して、嫁が運転を担当していました。最初は、すぐに脱出するだろうと、自分の車の雪下ろしをしていたのだが、この夫婦、この辺りでは定番の文明の利器であるスコップを装備してないようで、いつまでたっても動く気配がありません。
さすがに、この光景をボーっとみているのも、というか早いことどけてもらわないと、ワシの車が出発できないのと全く顔を知らないとはいえ、近所の方なので、手伝うことにしました。その間約20分、延々と雪と格闘。もうちょいで脱出できるかなぁというところで、旦那が思い出したかのように、スコップを取りに帰っていきました。「あるなら最初から車に載っけとけよなぁ」と思いつつ頑張って作業に打ち込む。その間嫁にハンドルを切ってとかの指示を出すのだが、こっちの指示と逆にハンドルを切ったり、思いっきりが足りないせいで、なかなか時間がかかりました。結局、いつもと同じ時間に出発したんだけど、ここからがまた大変で、いつもの3倍くらいの大渋滞。交差点では、圧雪で凸凹がえらいことになっていて、ここで停車したら、抜け出せなくなるくらいになっていて、とっても怖かった。